菊花賞 予想編
レースが近づくにつれて、一般ぴ〜ぷるの目も菊花賞へとそそがれ、
天下の天下り先N○Kが夜7時のニュースに追い切りを報道するまでに!
ナリタブライアン以降、個性派や覇王テイエムオペラオーは現れどもスターは誕生しなかった。
《オペラオーは4歳以降&レースぶりがルドルフに似ていたから、完全に嫌われ役だったしな……》
それ故に、あの絶対的強さと破天荒なレースのディープインパクトに注目が注がれるのでしょう。
もう1着に関しては何もいう必要はないでしょう。
ってか……
投票用紙にF番をマークしない奴っているのか!?
《いたら、その根拠を納得いくように説明してくれ!》
問題は2着争い。
枠順やペース予想に関しては、相互リンク先である【直線失速調教システム】様にあります。
熊鉄様(リンク主)の見解は、とても理にかなっています。
専門的なレース解析は、私よりも断然熊鉄様のサイトをお勧めします。
っと言う事で、私は全く別な切り口から予想します。
とりあえず掲示板に来そうな世間的な馬をピックアップ。
【セントライト記念組】
コンラッド・アドマイヤフジ・ピサノパテック・フサイチアウルデス
【神戸新聞杯組】
ローゼンクロイツ・アドマイヤジャパン・シックスセンス
ちなみに別路線組は全部斬ります。
理由は、別路線組では絶対必須条件である
『2200m以上の1000万以下レース勝ち』の馬が1頭もいないからです。
《これに当てはまる過去の好走馬:デルタブルース・ヒシミラクル・マイネルデスポットetc》
では、まず神戸新聞杯組から検証。
展望編にも書きましたが、ここをステップにした馬は……
3着はあっても2着はない!
根拠は4つ。
1つ目は菊花賞の開催が移行(11月1週→10月3週)になってから、本番での好走馬が減った事。
ちなみに、ここを使って本番好走する絶対条件は完全な叩きレースとして使った馬のみ!
分かりやすく言えば、3着以下の馬達しかいない。
《これに当てはまる過去の好走馬:ヒシミラクル・ザッツザプレンティ・リンカーンetc》
言ってしまえば、この時点でローゼンクロイツとシックスセンスは叩き斬れる!
2つ目は、神戸新聞杯出走時の馬体。
ディープを除く全馬が仕上がっていた&夏負けしていた。
《仕上がっていた:ローゼン&シックス 夏負け:ジャパン》
この中で、唯一叩いた効果が見込めそうなのはローゼンだけ!
シックスは、上積みよりも反動の危険性がある。
普段、調教駆けしない馬なのに最終追い切りで走っていたのが余計に危険材料である。
ジャパンは馬体は戻ってはいると思うが、あくまで戻っているだけ。
中3週で回復&上積みを望むのは贅沢すぎる。
続いて血統背景。
3頭とも父親がサンデーサイレンス。
ここだけを見れば過去に好走した馬はたくさんいるので、大丈夫と思いがち。
しかし、本当に見るべきは【母の父】
ローゼンクロイツの母父=Shirly Hgights
この母父に関する知識はないが、母ロゼカラーの産駒を思いだすと不安材料が分かる。
ロゼカラー産駒は、ほぼ全て中距離を得意とする馬ばかり。
当然、この馬にもその傾向は顕著に出ている。
アドマイヤジャパンの母父=Caerleon(カーリアン)
この母父の特徴は豊富なスピードであってスタミナ背景はない。
またローゼン同様に母で見れば、母ビワハイジは完全なマイラー。
これも本質は中距離馬。3000mは絶対に長い。
シックスセンスの母父=Denehill(デインヒル)
これは母が外国産なので、母父のみで見ることになる。
デインヒルの代表産駒は、ファインモーション。
ご存知の方は分かると思うが、ファインは歳を取るにつれてスピード傾向が強くなった。
これも完全にスピード血統、スタミナ背景は薄い。
最後に騎手! これが非常に重要!!
まずローゼンの鞍上、安藤克己ことアンカツ。
アンカツならば文句はない。
実際、ザッツザプレンティで菊花賞を勝っている。
これは特に気にしない。
問題はシックスセンスとアドマイヤジャパンの鞍上
シックスの鞍上の四位。
最近の騎乗内容を見ると一目瞭然!
人気を背負う(3番人気以内)と公務員騎乗と化す!
《でもって、かなりの確率でぶっ飛んでいる!》
逆に人気薄(特に6番人気以下)は激走する。
今回はほぼ、間違いなく2・3番人気になる。
だったら、消しだ! 消し!!
そしてジャパンの鞍上、横山典弘!
入着狙いさせたら世界一の騎手!!!
そのツケがしっかり回って、勝ちに行ったら惜敗ばっかり。
これは当然の結果!
普段からぬるま湯に浸かっている奴が、本番で勝負しに変貌できますか!?
ってか、ディープがいる以上、最初から入着狙いは間違いない!
以上の4点から、2着には来ないと判断。
しかし、3着に関しては自力があるので迂闊には斬らない。
続いて、セントライト記念組を検証。
まずはコンラッド。
父親がダンスインザダークが魅力。母父もヌレイエフなので血統背景は文句はない。
《同じ父の勝ち馬:デルタブルース・ザッツザプレンティ》
鞍上も小牧太なので、関東のおバカ連中みたいな事はない。
また前回の敗因も明らか。
《最終追い切り直前に熱発・レース直前で放馬》
最終追いきりは、なかなかの物。
普通ならば狙う価値はある…、っが! 私が仕入れた情報がガセでなければ絶対に買えない!
ちなみに、どんな情報かと言うと……?
「ノドがあまりいい馬ではないが、血統的に……」(調教師コメント)
これは絶対に買えない……
3000mで、おまけに空気が乾燥し始めているこの季節。
いくら血統背景がよかろうが、強かろうが買えない……
大昔になるが、タニノムーティエという馬がノドを悪くして3冠の夢を砕いている。
次にフサイチアウステル
ちなみに管理調教師はディープの管理調教師である池江泰師の息子の池江寿師。
歴史に残る最大の親不孝を企んでいます!
とにかく強気コメントを連発。
もっとも、それをするだけの自信の裏づけがあっての事。
まず追い切り、これが抜群に良かった。
前回のレースも、よく見ると最後でソラ(よそ見)を使っている&折り合いに不安はない。
鞍上の藤田も、こういう舞台では絶対に何かをやらかす勝負師!
ただ、マル外の馬なので血統によるスタミナの裏づけがない。
なので、馬は押さえ評価にとどめる。
続いて、アドマイヤフジ。
血統背景を見れば、スタミナに不安がある血統である。
ところがこの馬は、反応が鈍い。とにかく鈍い!
ステージチャンプと互角なぐらい鈍いんじゃねぇか!? と思えるほど鈍い!
《ステージチャンプ:ラスト1200mで仕掛けても動くのがラスト600mからというぐらいの鉄壁の鈍さを持った馬》
中距離ならば致命傷だが、3000mならばこの鈍さはプラス材料。
そして鞍上の福永ユーイチ。
先週の秋華賞で、煮え湯どころか、
煮えたぎる油をユタカに飲まされている……。
当然、反逆の意志は多いにあるだろう。
《ってか、これで無条件降伏しようものならとっとと引退しろ!》
間違いなく大勝負の騎乗に出る。
また管理する橋田師も勝負コメントを出しているので、博打騎乗も許しているだろう。
っが、枠順が奇数&内寄りなのが痛い……
スタート失敗して、位置取りがディープの後ろになる危険性がある。
そうなると前残りの2着馬を差しきれない可能性がある。
よって、この馬は対抗の対抗(3番手)。
最後にピサノパテック
これが私の2着本命!!
血統背景が父サンデーサイレンス・母父マルゼンスキー。
これはスペシャルウィークと同じ背景(父親のみ)
最終追いきりは、藤沢厩舎特有の追い切り。
軽い様に見えて、実はしっかり。これはVTRを良く見ると分かります。
陣営コメントは、やや弱気。
普通ならば牽制したくなる材料だが、藤沢厩舎は逆!
強気コメントした時の方が危険!
《例:シンボリクリスエスの宝塚記念&JC タイキシャトルのスプリンターズS etc…》
そして、一番の買い材料は鞍上が岩田康誠!
しかも、バカ春からの乗り代わり!!
この関東アホ騎手からの乗り代わり
これは去年の菊花賞で、実証済みである!
《去年:後藤のボケからの乗り代わり。そして見事勝利!》
それに国内を見渡しても、ユタカに堂々と喧嘩売れるのは岩田と大井の内田博しかいない!
以上を踏まえて、今回の買い目。
馬単
7→12 7→5 7→14
3連単
1着ディープ→2・3着BOX(フジ・ピサノ・フサイチ)《本線》
1着(7)→2着(5・12・14)→3着(4・5・6・12・14)《押さえ》
3連単はお楽しみ程度に。
本線は馬単!
でも、旨味があるのは2着ピサノパテックのみ…
《フジ&フサイチだと5〜6倍しかつかねぇ……》
2005年 10月23日
京都競馬場で新たな伝説が生まれる……
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