冬コミ08 我が闘争(番外編)




コミケ関連のネタは、前回の3日目編で終わり。
本当、今回はネタになる事が少なかったですねw
《ほう〜。3日目のアレはお前にとって普通なのか?(←はい、そうですw)》




今回は長年コミケ遠征を繰り返している夜流田さんが、特に気を使っている事。
もとい夜流田さんの様な遠征組、それも西日本(特に関西!)方面の人にとって死活問題の話。
これを掘り下げてやってみようと思う。








尚、これはあくまでも夜流田さんの主観に基づく話でございます。
ですので首都圏(特に東京在住者)の方は、その点を考慮した上でお読みください。
























【東京ノメシ】




我が国日本は、世界類稀なる食文化を持つ国である。
しかも各地の気候・風土によって、その土地土地の食文化を保有している。



夜流田さんは決してグルメではない。ってか、思いきり雑食主義者である。
ごく一部の物を除いては好き嫌いはない。
国内なら何処の土地に行っても食文化に溶け込める自身がある。






っが…、国内で唯一、1ヶ月生活すれば確実に発狂してしまう土地がある…、それが東京だ……。












無論、各家庭で作られる料理で生活できるならば問題はないと思う。
夜流田さんが言っているのは、労働者として食うメシの事を指している。




労働者&学生の諸君、思い浮かべて欲しい。
昼飯の際に、とても上手い昼飯にありつけた時は、午後からの作業効率は大幅に上がっている筈。
逆に昼飯を外した時は、テンションうなぎ下がりで仕事などやってらんねぇ! 状態と思う。












コミケの場合も同様である。

美味いメシにありつければ肉体&精神回復が大幅に出来、コミケ会場で存分に能力が発揮できる。
逆に地雷を踏み抜いた時なんざ、最悪な状態で戦線に挑まなければならない。

状態低下だけならまだいい。
悲惨なのは地雷を踏み抜いた結果、体調を崩してコミケどころじゃなかったなんてオチもある。
《オレの知り合いがそれをやった…、あの時は次は我が身と怯えたものだ…》




余談であるが、軍隊において食事は非常に重きを置いた開発部門である。

劣悪な戦時下で、いかにして美味いメシを兵に提供できるか?
その美味いメシを開発しても、いかにして長期保存を可能にするのか?
食事と戦闘は非常に密接した関係であり、直接生死に関わる問題である
《事実、陸上自衛隊は飯炊き専用の車両を開発・運用している》




いかに食事が大切な事であるか? これで理解していただければ幸いである。
























ところが平常時ならいざ知らず、盆&年末開催のコミケ期間で開いている店は非常に少ない。
少ないのだから、必然的に選択肢が限定されてしまう。
そして限定されている中で店を選んだ結果が、そこが地雷というオチがつく……




仮に当たりの店を見つけたとしても、何年も行っていれば必然と飽きが来る。
まあ、安全が買えるという事で通い続けるというのも選択の一つではあるが結構辛い。

しかし、それ以上に次に行った時に店がなくなっているという悲惨なオチもある……
一番辛いのは、店のオーナー(方針)が変わって味が究極退化を遂げてた時だけどな……
《これが一番精神ダメージがデカい。何しろ安全牌と思ってのがいきなり地雷に変貌しているのだから…》








正直、一番手っ取り早い食糧問題解決方法は金を積むしかない。
幸いな事に、東京という街は金さえ出せば美味い物にありつける土地である。
ただし! 金さえ出せばと言っているが、その金額は半端ないぞ……




あくまで夜流田さんの経験上での目安だが、安全に食える金額のラインは……
























昼飯1200円
晩飯2000円





言っておくが、あくまでも最低ラインである。
この金額を出して、ようやく安全確保率が60%を越えるぐらいである。




もし、これと同じ金額で大阪の飯屋に行こうものなら吐けるぐらい食える!!
もしくは、超セレブ気分が味わえる飯が食える!!
《上を見たキリがないけど、基本大阪でこれだけ出せば超贅沢気分が味わえる》








先程、安全確保率60%と書いているが、これは非常に低い確率である。
言い方を代えれば、5回に2回は地雷を踏む計算になる。

3泊4日のコミケ前日夜入りで考えれば、食事の回数は10回。
という事は、確率的に4回は地雷を踏み抜く計算になる。




4回も地雷を踏んでみろ? ほぼ間違いなく心が荒み、体調は悪化するぞ……???















『地雷を踏むのが嫌なら、コンビニ飯でええやん』という意見があると思う。

確かにコンビニ飯なら、最低限の味の保障はされている。
しかしながら経験者なら良く分かるだろう。
連チャンでコンビニ飯を食い続ける事がどれだけ苦痛である事かが???




いくらレンジでチンッしても、人間が作った料理の温かさには絶対に敵わない。
人の作った料理を長期間食べないと、これまた心が荒み始める…、経験者だから良く分かる……




美味い店を数多く知っている…、これが遠征者にとって非常に大きな財産である。
また遠征のたびに常に飯屋事情の情報アンテナを張っておく必要がある。




それに東京(首都圏)在住者の友人がいるなら、その情報をフル活用すべし!
夜流田さんの場合、東京に引っ越した後輩&相方熊鉄氏の存在が非常に大きい。
今回のコミケ、この二人のお陰で本当に美味いメシにありつく事が出来たのでwww




















美味いメシを食う事、これすなわち活動の源なり!!











冬コミ08我が闘争 完








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