夜流田さんを含めてウォッカを叩き斬った殆どの人間はウォッカの実力を認めている。
当然の事ながら、覚悟を決めて斬ってるので後悔はしていない。
しかし…、パドック〜レースまでを見ていると、この馬の先行きが不安すぎてならない……
まずはパドック。
馬体重は478kgと、ダービー時と比べれば−4kg減ではある。
しかしながら、馬体はダービー時の姿はどこにもない……
ダイワスカーレットにしろウォッカにしろ、牝馬とは思えない風格と体格。
これが、この2頭の最大の特徴であり、強さの現われだと思う。
だが、今回のウォッカの馬体は完全に線の細くなった牝馬のもの。
仕事の休憩時間を使って見ていたので、じっくり見てはいないが、パドックだけなら消し。
でもって返し馬〜レース。
ダービー時のウォッカのフォームと見比べていただければ一目瞭然なのだが、
完全に走りのフォームが変わってしまっている。
元来、この馬のフォームは首を低くし、まるで肉食獣の様に低い体勢で走るもの。
それが、今回のは完全に首は上がり、走りに躍動感が見られなかった。
唯一、躍動感が見れた瞬間がラスト200〜100mの間。
それ以外は、ダービーのウォッカとは遠くかけ離れた走り……
はっきり言って、2着に来ただけでも驚きである今回のレース。
逆を言えば、あの状態で2着にくるのだから、やっぱりウォッカは強い。
しかし!!
あんな状態で競馬を続けていれば、確実に馬が壊れる!!
確かにメンバーはショボかったが、クリフジ以来の…、それも近代競馬での牝馬ダービー馬。
ダイワスカーレットに美味しい所を全部持ってかれているが、ダービー馬!!
頼むから、休養に出してくれ!!
少なくとも札幌記念まで休ませてくれ!!
レース中に故障発症なんて、誰も見たくないんだから休ませてくれ!!
このままじゃ確実にぶっ壊れるぞ!!!
レース内容は直線向いてのヨーイドンの競馬なので、コメントしようがない……
勝ったエイジアンウイングの強さは認めるが、真価を問われるのは次回以降。
でも、この馬も4歳だし、ニシノマナムスメも4歳。
つくづく、この世代の牝馬の強さには恐れ入るね。
他のレースで損失補填出来てるので、懐的には痛くない。
ただ…、レース内容がつまらんと、やっぱり気分的には面白くない……
次回のオークスは、このレース以上にグダグダになるのは確定的なので回避します。
《まあ、月末なので馬券買いに行く暇もないし……》
なので、オークスは【結果編】のみとなりますのでご了承ください。
《あのレースはナンバーズ感覚で適当にマークシート書いておけばいいんじゃねぇ??》
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