ジャパンカップダート 観戦記2






条件戦にしては異常に長い写真判定の時間……
『この際、同着でもええから当たってくれぇぇ!!』と祈りつつ10レースのパドック。






しかしWSJSのレースなので、完全に騎手買いのレース。
今年は小牧&ユーイチを応援していたので、この二人をメインに。



ただ小牧の馬はどう見ても勝負にならない馬だったので、ここはユーイチを軸。
もっとも相手はもっと分からんので、ユーイチ軸の枠連で3点流しに。






っとその時、電光掲示板(モニターに映ってるやつ)の「写」の字が消えた。

3着の所に@が出れば勝利! もしもFの数字が出れば地獄逝き……












  『頼む…、岩田残っててくれ……』(この時はマジで祈ったね…)
























3着 @



































たぁすかぁたぁぁぁ……






確定した瞬間、膝の力が抜けたね……
でもって、ちょうど良いタイミングで盟友の熊鉄氏から電話が掛かってきたんだわ。












「兄貴ぃぃ、助かったわぁぁぁぁ!」



普通に安堵の声上げたね…、当然熊鉄氏には何のこっちゃ分からんのに……(微笑)



















10レースはユーイチの馬が2着に来てくれたんだが、相手が来ずにハズレ。
まあ、プラス復活&1000円(予算削ってます)だけ&当たれば儲け物ぐらいだったので。



さあ、いよいよジャパンカップダートのパドック。
予想段階から気になる馬が多かったので、このチェックは絶対不可欠。



さてさて…、夜流田さんの相馬眼でこのレースの真実を見抜いてやるわ!!























ジャパンカップダート(パドック)


各馬がパドックに姿を現し、周回を見続けること約5分。
想定以上のパドックに、夜流田さんの脳みそはフル回転で予想の再構築を開始し始めた!!





(ここからしばらくはパドックを見ていた時の夜流田さんの感想になります)


















ヴァーミリアン


プラス12kgの数字どおり、JBCの時より体が丸い。
でもって気合が乗ってるとかじゃなくて、ぼへぇ〜としている……



それでも過去にはこれぐらいの体&気合乗りで勝ってるので問題はないと思うのだが……






サクセスブロッケン


馬体は申し分ない!
気合なんか、もう乗りに乗りまくって…、って、完全にイレ込んでますやんっ!?



《予想編》で危惧していた事が現実に起こってしもうたぁ……
前に行く馬だから何とか折り合いがつけばいいが…、下手したらぶっ飛ぶぞ……






カジノドライヴ


やっぱし、本場米国に殴り込みをかけるだけの体つきはしとるな。
せやけど雰囲気が足りねぇな…、隣のブルーコンコルドと同じくらいやな……

キャリアを積めばGTで充分勝負になるけど、今回はいくらなんでも無理やね。






カネヒキリ


あれ…? 1週前の馬体写真と全然違うやないの……??
ってか雰囲気はカジノを圧倒しとるし、ヴァーミリアンと比べても遜色ねぇよな!?






(脳みその中で、前回の武蔵野Sをプレイバックして……)



そう言えばこの前のレース…、病み上がりって言うよりはユタカの駄騎乗が目立ってたな……
ってか、あんな腐れ騎乗で勝ち馬とはそんなに差はなかったしなぁ……

それに今回はルメールに乗り変わるし、最終追い切りもしっかり動いてたよなぁ……



























っと、ここで熊鉄氏から電話が掛かってきた。




話をしたのだが熊鉄氏も夜流田さんと同様、カネヒキリに注目していた。
でもって他の馬に関しても、夜流田さんとほぼ同じ見解で……


















『ティンときたぁ!!』




ここで夜流田さん《予想編》の予想を変えることを決断!
本来、予想を変えるのは御法度と思うのだが「軸は変えないのでOKだ!」と言い聞かせ変更っ!



その結果、最終的な印はこんな感じになりました。












◎ヴァーミリアン(軸)
○カネヒキリ
▲サクセスブロッケン
△ブルーコンコルド
×ワンダースピード サンライズバッカス

 










サクセスブロッケンの印を落としたが、自力は間違いないので単穴評価に
でもってカネヒキリが勝つまで考えて、馬券はこんな感じに……
馬  連


6−7 6−10(2000円)






馬  単


6→10(2000円)
6→7(1500円)
6→12(1000円)






3 連 単


1着(6)→2着(7・10・12)→3着(1・3・7・10・12)《計15通り》

















とにかくカネヒキリを買わねば絶対に後悔すると思った!!
もとい《予想編》でカネヒキリの事を挙げなかったのは、確信が全く持てなかったから。



いくら当時は【ダート界のディープインパクト】と呼ばれていた名馬でも
何しろ2年半のブランク、それも普通なら即引退の屈腱炎からの復帰。
同じ厩舎のフラムドパシオンにしても1年以上の休養で復帰したが、見事に燃え尽きた感がある。



普通ならGT、それも今年の屈指のメンバー構成なら買えない。ってか前売りなら買ってない。
それでもカネヒキリがオレに囁いてきたんだよ…、『オレはまだ終わっていねぇ!』って……


















その結果が……

















【ジャパンカップダート観戦記3】へ続く……









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