只今、競馬自粛と言う名の勉強期間中であるが、まあ教科書どおりの前総崩れの展開になった事。
















前半1000m通過が60.2秒。
ただでさえハイペースなのに、先頭が入れ替わり立ち代りする忙しい流れ。
挙げ句、1番人気のアサクサキングスが坂の入り口付近から仕掛ける始末。

もう、見事なまでの早仕掛け…、これで先行馬が完全に引きずられて後は堕ちていくのみ……




この展開になれば、完全に後方待機馬はまさにウマァ〜♪の形。

そんな中、終始内ラチ沿いを走り、ラストの直線もインを付いたマイネルキッツが見事勝利。
2着のアルナスラインも完璧なレース運びなんだが、通った場所の差でもぎ取った勝利。
松岡は本当に完璧な騎乗を見せてくれた。




この完璧な仕事っぷりは自画自賛しても何のバチも当たらん。
それこそ勝利騎手インタビュー(レース終了直後)で、


























「ちょりぃ〜す♪」
《でも、開口一番がこれって。マジ笑ったわwww》






っと浮かれまくっても全く無問題。
天皇賞の格式とか言う人がいるが、20前半の若者が正真正銘の腕でもぎ取った勝利なんだから大目に見てやれよ。




ってか、去年のダービーで観客に向かって

「うっせっよ、おい!」

とほざいた今回1番人気をぶっとばしたバカと比べりゃ可愛いもんだろ?







分かってる事とは言えども松岡はツボにはまると、とんでもなく素晴らしい騎乗をする。

一昨年のヴィクトリアマイルのコイウタ然り、
去年のJBCスプリントのバンブーエール然り、今回も然り。
ハマった時は往年の仕事師・的場均を髣髴とされる仕事を平然とやり遂げる。

ただ酷い時は、本当目を覆いたくなるほど酷いんだけどね……
有力馬に乗った際に安定感が出てくれば、ヒロユキ先生とだってタメ張れると思うんだけどなぁ〜〜。




















2着のアルナスラインのマユゲにしても完璧な騎乗だった。
でも、こいつは【ESP】という芸術的出遅れがあるからなぁ〜〜〜






3着のドリームジャーニーの池添も見事な騎乗。
ただ、1週目スタンド前〜2週目2コーナー付近までしっかり引っ掛かってたのが響いた。
まあ、この馬の本領は1800m〜2200m付近なので、宝塚記念は結構期待できるかも?










そしてオレの嫁のホクトスルタン……

レース展開以前に、パドックでの状態が既に悪かったので仕方なし……
ってか見る限り、ありゃ結構立て直しに時間か掛かりそうだ……



無理して目黒記念とか使わなくていいから、夏の北海道シリーズのOP特別あたりで復帰して。
《今年から函館競馬場改装の為、番組改編があるはずだが、2600mのOP戦があった筈》




















ある程度予想できていたが、これでさらに古馬中・長距離路線はさらに混沌。

宝塚記念までは良いにしても、秋以降は3歳馬が今の一線級を蹂躙…、ってな事も考えておかんとな……














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