第8話 優良外国人選手を見極めよう






春季キャンプも後半戦。
そろそろ若手が開幕一軍を賭けて猛アピールを掛けないといけない時期。




ところが我が阪神は、バルディリスが腱鞘炎で2軍行き……_| ̄|○
期待の黒田は日ハムの練習試合でフルボッコにされ、ヤクルト戦でも結果が残せず……
挙げ句に白仁田は、星野仙一に目をかけられるという死亡フラグがぁぁ!!!
《仙一に目をかけられる=高確率でシーズン中に選手生命に関わるケガをする…》




もうね…、メチャクチャ不安なんですけどシーズン開幕が……
今年は若手育成の年なんだから、その若手がぶっ壊れちゃマジで90年代の暗黒時代到来フラグなんっすけど……

























さて今回はプロ野球におけるジャンボ宝くじ…、新規外国人選手に触れようと思う。




長年阪神ファンやってる為か【外国人選手=宝くじ】という図式が成立してしまっている。
オマリーが在米スカウトに就任してから格段にマシになったとは言え、やっぱりハズレ率が高い。

それ以上に(夜流田さんから先の世代の)阪神ファンは……












《神様・仏様・バース様》




という現人神をリアルで見ているので、どうしても過剰に期待してしまう……。
いい加減、治さなきゃいけねぇのは分かってるんだけど、こればっかは死んでも治らねぇだろうなぁ〜。

愚痴はこれぐらいにしておこう…、延々と愚痴ってしまいそうだから……























夜流田さん的優良外国人を見極め方ってのがある。

これに該当していれば高確率で日本で成功していると思うし、一発屋として終わることもないと思う。
具体的に記してみるとこんな感じ








@打撃より守備を売りにして来日

A性格が真面目なのだが陽気、もしくは天然系

B日本式練習にちゃんと適応(取り入れ)ている









@のケースは実例は少ないのだが、一番当たり率が高い。
具体例で示すとシーツ(広島→阪神)や、ローズ(横浜)、アレックス(中日→広島)




【守備が上手い=安心して試合に使える】と図式が成立するので、スタメンに入れやすい。
でもって守備重視で見られているので、打撃に対してのプレッシャーが薄くなる。
薄くなった分、気楽に打席に入れるし、また日本の配球への順応速度も早くなる傾向が見られる。








その最たる例が『白薔薇』こと横浜のローズ。


横浜在籍時代、打率3割切ったのが1回だけ!(その1回も0.296の全試合出場)
守らせりゃ、仁志ばりのポディショニングに荒木ばりの守備範囲の広さというチートっぷり!!



1年目の5月頃から日本野球に馴染み、守備が上手いから安心してスタメンに使える。
スタメンに使えるからどんどん日本野球を吸収していき、さらに化物へと化していく。
まさにプラスの相乗効果! まさに優良外国人の手本の様な選手である!!








シーツやアレックスにしても、守備だけで金を払ってでも見る価値がある選手。
特にシーツに関しては入団当初『打率は2割5分ぐらいでもOK』ぐらいの選手だった。























Aのケースは、純粋にチーム(日本)に溶け込めるかである。
おそらく、これが優良外国人で一番多いケースだと思う。






一番分かりやすい例は、何と言っても『黒薔薇』ことタフィー・ローズだろう。


確かにローズは退場記録保持者で、キレ癖のある問題児と見る人間も多い。
しかしながら近鉄時代から見ている人間の全ては、ローズほど気さくで真面目な人間はいないと信じて疑っていない。
《まあ、天然具合だとオマリーを越える外国人選手はいねぇと思うがw》




その証拠に、巨人時代のローズは本当に可哀想だった……


近鉄時代はいっつもニコニコしていたのに、日を追うごとに荒んでいき不遇な扱いを受ける日々……
頑張っても巨人ファンはローズに冷たいこと冷たい事…、「てめぇらの血は何色だぁ!?」と何度叫びそうになった事か……



在籍時とは違うが《腐れ巨人ファン代表T光の過去コメント》を記そう。
これはローズが本塁打日本記録越えを逃した時の発言……


















「肌の色が違って、血液型もよくわからないような奴に王さんの記録を抜いて欲しくない」







こんな奴らばっかのファン(もどき)のチームに行ったのが失敗だったんだよねぇ……_| ̄|○
もっとも、そういうチームへ行く事を仕向けた当時の近鉄球団社長が一番の下衆野郎なんだけどねぇ!!



だけどオリックスに戻ってきてからは、昔のローズに戻って本当に良かったよ(ほろり)
いい加減、年齢的にヤバいけど、これからも頑張って欲しいね。

もっとも、いい歳なんだから、そろそろ年間退場数を0にして欲しいんだけどね(苦笑)























Bのケースは、主にアメリカマイナーリーグ出身者に共通している点。
特にメジャーと3Aを行き来ししていた選手だと、的中確率がUPする。






その最たる例がグライシンガー。

外国人投手の場合とかく投球が単調になりがちになるのだが、グライシンガーに関してはそれが全くない。
しかも調子が悪い時は悪い時で投球変えてくるし、調子が良ければ手がつけられない。
それが出来るのは、ちゃんと日本の野球を研究し対策を講じているからに他ならない。

なので、阿部がリードしている時はよく首を横に振りまくっている訳だwww



日枝のボケは…、こんな良い投手を手放しやがって……
しかもよりによって巨人なぞに…、ヤクルトファンのみならず他のチームのファンも悶絶したぞ…っ!!
《案の定、グラのお陰で巨人は序盤をギリギリ凌ぎ、優勝した訳なんだけどねぇ!(怒)》

















あと、ごく稀に【カリスマ】能力を保有し、成功を収める選手もいる。

昔なら郭源治(中日)とか宣(アンパンマンw)とかブラウン(現広島監督)など、今では指導者として活躍している人達。
今ならばウィリアムス(阪神)が該当する。




今の阪神リリーフ陣のリーダーはウィリアムスなのはファンも周知の事実。
実際07年オフ、ウィリアムスとの交渉が難航した時、チームメイトがスポーツ紙にこの事実を漏洩している。
《その結果、デカデカとこの事が1面掲載され、ものの数日で契約更改が完了》




ウィリアムスは引退するまで阪神にいてもらわにゃ困る!!
でもって引退後は投手コーチとして頑張ってもらわにゃ困るのだぁ!!























っとまあ、ここまで記してきたのだが、今年の新規外国人選手はどうなのかなぁ???
阪神のメンチは良い感じだけど、過度の期待はしないでおこう。



一番気になるのは中日のブランコかな?

打撃面は全然問題なさそうだし、何より中日のキャンプにちゃんとついていってるからなぁ〜。
これで性格が天然系なら、オレは応援するぞ! 阪神戦以外でな……(心せまっ!)



















 



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