第13話 空前絶後の帳尻あわせ






WBC、日本2連覇達成!!!


っで、決めたのがイチロー。
前日のアメリカ戦までとは完全に別人と化しての獅子奮迅っぷり。






な〜んて言えば格好いいけど、まさかここまでの帳尻あわせをやるとはねぇ〜〜〜

























WBC代表召集前からビックマウスを叩き、
それだけデガイ口叩いているんだから、相応の働きを見せると思ったら内容は最悪どころか……








あえて言おう…、カスであると!!








先頭打者が打てない。
打てないなら四球を選べ! ってのにボール球に手を出しまくり。

たま〜に塁に出ても、相手投手にプレッシャーをかける動作は殆どなし。
守備でも一歩目の動き出しが悪くて、普通の打球も好捕球に見せる。




試合前&後のコメントも、意味不明瞭なコメントばっかり。
準決勝前に決起集会を主催こそしてるが、実の所はイチロー下僕(後に紹介)以外との関係は険悪。




これで負けてりゃ100%A級戦犯だし、
何より、アメリカに帰化申請してにゃならん状況だった訳なんだが……
《あれだけの所業で負けての帰国を許すほど、日本の野球ファンは優しくねぇぞ!》






















あの一振りで全てを帳消しにしました




つくづく、イチローは『星の下に生まれてきた』男だよなぁ……
しかも、あの状況で勝負してくれるのもイチローが持った天運の強さなんだろうなぁ……
まあ、あの状況で勝負してきたのは、ある意味そういう風に仕向ける様に色々と仕組んで来たんだけど。


















【イチロー最終打席解説】


最初は2死:1・3塁の状況。
しかし2球目に1塁の岩村が盗塁して2・3塁に。
本来、よほど打てない打者でもない限り、ここは絶対に歩かせる場面。



というのは、1・3塁ならば2塁は普通に送球でアウトに出来る。
しかしながら2・3塁では、送球アウトに出来るのは1塁だけ。



ここでの打者はイチロー。
相手(韓国)にとって一番悲惨なのは、打ち取った筈の内野ゴロがイチローの足で内野安打にされる事。
もとい3打席目にバントヒットを決められているので、なおさら内野安打の危険性が高い。



仮にイチローを歩かせても、状況は満塁。
打たれれば大量失点であるが、延長戦では1点だろうが大量失点だろうが同じ事。
それよりも満塁にすれば格段に守りやすくなる。
全箇所送球&ベースタッチでアウトに出来るのだから、一番近い塁でアウトに出来るからである。



次が当たっている中島でも、守る事を考えれば当然満塁策。
日本のプロ野球で、これと同じ状況になれば、いくら投手藤川でも満塁策。
それがセオリーであり、何より一番アウトに出来る確率が高い。


















ところが韓国はイチロー勝負。

この時、ベンチはボール球中心で基本歩かせるようにとサインを出していたとの事。
しかしキャッチャーにサインが通じず、今までのイチローへの私怨に駆られて勝負に……

まさに【若さ故の過ち】……






でも、あの場面で打てるからこそ【イチロー】なんだよね。
もとい、最終決戦のこの試合に【イチロー】が代表に召集されたんだよ。



それまでの【イチロー】は? って???
ありゃ【イチロー】の姿形した坪井(日ハム)だったんだよ。
《坪井:かつてはイチローと同じ振り子打法の打者。ただ能力は…(注:1年目除く)》






























帳尻あわせと言えば、原も同じ様な事が言える。



予選…。それも2次予選は夜流田さんのみならず全国の野球ファンを発狂させる采配ぶり。
お陰で2次予選期間中、夜流田さんのニコチン摂取量は倍になるし、

部屋の壁の数箇所に何かが投げつけられた傷が出来ちまったからなぁ…っ!(怒)
《チャット大会で夜流田さんの激昂にお付き合いしてくださった皆様、本当に感謝です》









準決勝は、まあ許容範囲の采配だったし、
決勝も8回まではしっかりと采配ふるっていたからな。



でも原の場合は、ある意味イチローより持って生まれた運量が違うね。
去年も(仙一との密約による選手破壊で)13ゲーム差ひっくり返してのリーグ優勝しているからな。























色々とあったが、大団円で幕を閉じたWBC

実際問題、韓国は本当に強かったし非常に良い野球をしていた。
兵役免除というエサなしで、あそこまで戦えるなんと夢にも思ってなかったかな。
でもって【ベースボール】は衰退している事が顕著になった。
メジャーリーガーを揃えても大敗かましたアメリカを筆頭にした各国。

何より優勝候補に挙がっていたドミニカ共和国を食い、ベネズエラ相手に接戦を繰り広げたオランダ。
敗退試合こそ投手陣が炎上したが、そこまで懸命に投げぬいた投手陣
そして何より、見ているものを唸らせる守備の数々を見せた野手陣。










いくら強力打線でも、良い投手を相手にすればなかなか打てない。
打てても、それを阻む鉄壁の守備陣がいれば、点は入らない。

破壊力はなくても走力を絡め、戦術を絡めれば得点する事が出来る。
ビックネームがいなくても、チーム戦術&戦略さえ確立していれば勝つ事が出来る。



確かに【野球】の祖は【ベースボール】
しかし【ベースボール】は【野球】の前に完全に屈した今回のWBC



次回のWBCでは、復興した【ベースボール】を見せていただきたい。
そして、止まらず進化する【野球】と再び合いまみえてもらいたい!

【野球】が【ベースボール】を超えたと宣言できるのは、まさにその時!!
その時に日本がWBCを制してこそ、本当の世界一なのだ!!!























我々野球狂は…、その日が来る事信じ続けている……



















 



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