第15話 半年後が怖い……






やっと、やっとプロ野球ペナントレース開幕!!
今年はWBCのお陰で既に全国の野球熱は




『震えるぞハート! 燃え尽きるほどヒート!!』






ペナント開幕直前といえば順位予想!
なんだけど…、今年も御多分に漏れずにパ・リーグの選手・チーム情報は上澄み程度しか収集できず……
《セ・リーグ6球団の情報収集でも全然完全じゃねぇのに、さらに6球団なんて無理っ!》












一応、さらっとパ・リーグの順位予想も記しますが、メインはセ・リーグ。
色々と、唾つけたい選手が見つかったので楽しみである。
とは言ったものの…、世間の下馬評通り、巨人優勝はガチガチの鉄板……

去年は原監督(演出・星野仙一)による13ゲーム差をひっくり返すメイク・レジェンドという結末だったが、
今年はそんな演出にこだわる必要は全くない。




後でも記すが、あの戦力で優勝できないほうが可笑しい!
もとい、あの戦力ならば最低でも90勝が義務!!
《90勝のライン:2勝1敗のペースを1年間続ければ出来る(さらっと書いてるが、かなり無茶な要求)》








また今年に関しちゃ、オールスター前にリーグ優勝決まっても別に驚かない。
他5チームが潰しあいすれば、充分に可能な事なんで……

でも…、夜流田さんは……



































巨人1位予想はしねぇ!!щ(゚Д゚щ)








今年の巨人は競馬で言えば、単勝オッズ1.0倍である。
そりゃディープインパクトみたいに絶対的強さ&気品に溢れているなら素直に諦めるよ。




でもよ…、WBCの原采配を見てそう思えるか???
ぶっちゃけ、あんな采配で優勝してしまって『メジャーの皆様、サーセンwww』な気持ちもある。

優勝できないとするならば、原采配! この1点に尽きる!!
オレはそれに賭ける!!




っという事を踏まえて、下位から順に予想をしていこう〜〜♪

























6位 横浜ベイスターズ




熊鉄の兄貴…、すまねぇ……(思いきり私信)
やっぱり、どう考えても最下位はベイスターズになっちまったよ……








とにかくベイスターズは投手陣が酷い!



開幕1軍の投手陣の顔ぶれ見ても『先発? 三浦以外誰かいたっけ??』レベルなのよ……
そりゃ、日ハムからグリンを獲ってきたけど、グリンは基本的に6回までだし……



それ以上に中継ぎ・抑え陣は、一昔前の巨人を遥かに凌駕する酷さ!
確実に中継ぎ・抑えに回るであろう【寺原・石井・真田・横山】の4人
《寺原は先発スタートらしいが、交流戦前にはほぼ後ろに回されてるでしょ》



一般的に言われる中継ぎの防御率及第点は2点台半ば。抑えは1点台。
ところが、こいつ等には防御率2点台後半どころか3点台前半でも神の領域だろ…?



おまけに先発投手に完投能力を持っているのは三浦だけ。
必然的に中継ぎ陣に負担が強いられ、最初の頃は抑えていても少し疲れてくれば爆発・大炎上!!

そして抑えの寺原に出番がやって来ず【ヒ魔人】呼ばわりにされ、
たまに巡ってきた出番で、マウンド上にてマダンテ発動!(08年のパターン)
《マダンテ:ドラクエ最強魔法(自らのMP(次年年俸評価)を放出して大爆発!)》






中継ぎ陣は、2軍の調子の良い投手を上手に1軍に上げてきて、やりくりすれば損害率軽減は出来るのだが、
いかんせん…、今の監督は年老いた大矢……



去年の大矢の選手起用は勝負に行っているのか、選手育成の為なのか全く理解不能の起用の仕方。
さすがにBクラス決定になってからは選手育成メインになったが、それまでが本当に意味不明!
あんな采配…、阪神暗黒時代の礎を築いた中村負け弘以来だったぜ……
















ところがところが! 野手陣は投手陣とは真逆にキラ星の如く才能溢れた選手が一杯!!



村田がWBCでケガしてしまったのは確かに特大ダメージである。
それでも北京五輪以降覚醒した内川を筆頭に、吉村に持ち直した金城。
小技・守備能力ならまだまだ一線級の仁志に、去年広島から来た森笠。



そして何より、ルーキー【細山田・山崎・松本】の3人。
キャンプから見てきたが…、この3人はいずれも球団どころか球界を代表する能力を秘めている!



特に捕手の細山田は次の世代(城島衰退期)以降を代表する名捕手になれる!
現場がよほどアホな指導でもしない限り、最低でも谷繁。Maxは古田にまでなれる!!






断言しよう!

阪神から獲った野口ではなく、細山田にスタメンマスクを被せ続ければ大穴(Aクラス入り)もある!
もとい野口と細山田とでは、投手の全体防御率が0.5ぐらいは違ってくる!!



もっともルーキーなのでフル出場は故障の引き金になりかねないので、年間80試合以上。
とにかく今年は経験を積ませる事!
そうすれば翌年…、遅くても3年で細山田を中心に投手陣は再建できる!!



逆に…、スタメンマスクが野口ばっかだったら、横浜マジオワタだ……
とりあえず大矢を筆頭に現場&フロント陣は総辞職を願おう。
もしも、この要求が叶わない様ならば球団事務所&T○Sがファンに襲撃されても文句を言うなかれ!!









しかし真面目な話、今の横浜のフロント陣は暗黒時代の阪神より酷い。
冗談抜きでフロント陣は総退職して、生粋の横浜ファンのおっちゃん達が集まって運営したほうが絶対に強くなる。



それと朝から○BSに出ているガングロ爺ぃは、横浜ベイスターズの事を語るな!
貴様は横浜ファンの気持ちの1割でも理解できているのかぁ!?
横浜ファンではないがオレには分かるぞ…、十数年前の酷い時代を味わっているからなぁ……

























5位 東京ヤクルトスワローズ




この予想も済まない…、やっぱりAクラス入りのビジョンが浮かばなかった……(微妙に私信)




去年の経験は間違いなく活きる。
でもって内・外野、それに投手陣も駒が揃ってきている。
しかし、ヤクルトの致命的な弱点は全体的に選手層が薄い事……



開幕1軍のメンバーを見ても、スタメン選手とそうでない選手との能力差が大きい。
ケガは勿論の事、疲れが出て調子落ちする時期にカバーが出来ていない。
それは去年の5月連休明け&8月末〜9月の失速として如実に出てしまっている。



とは言っても去年が絶望的状態でのスタートで、今年はまだ選手能力構築の時期。
今年1年次代を担う選手がケガなくシーズンを終えれば、来年は充分Aクラスが狙える。















無論、Aクラス入りの穴要素もある。



1つは相川の加入。

去年のヤクルト捕手陣はあまりに酷かった…、経験少ない若手連中ばっかでも酷すぎた……
そんなヤクルトに経験豊富な相川が来てくれたのは間違いなくプラス。
若手は内川を見て勉強をして、内川が休みの日にそれを実戦で形に出来るように精進すれば将来に繋がる。
《内川のリードは悪くない。否、むしろかなり良い(夜流田評価)》









もう1つは新外国人のデントナの活躍。



過去の歴史を見ても、ヤクルトの外国人選手獲得能力は(他チーム視点から見て)酷い!!
毎年とまでは言わないが、2年に1度は間違いなく超・優良外国人選手を引っ張ってくる。



このデントナが去年のガイエルぐらい打てば、(他球団にとって)頭の痛い打線になることは必至。
まがり間違っても、初年度からラミネス級の活躍された日には充分すぎるほどAクラス入りはある!



本当…、ヤクルトの外国人スカウト陣を見習えよな、阪神スカウト陣よ…Peっ!!

























4位 中日ドラゴンズ




夜流田さんは中日を【野球傭兵軍団】として見ているのだが、
さすがに今年は新兵(若手)率増加で、落合が理想とする野球が出来ないと見ている。



新井良(阪神・新井の弟)に堂上兄弟、藤井に平田と、次世代の若手は着実に成長している。
それでも経験、それも修羅場経験が少ない。



落合采配は競ったゲーム及び修羅場展開(長期展望の意味)でこそ猛威を振るう。
なので今年はじっくり経験を積ませて、他チームが足の引っ張り合いをしている最中を出し抜く。
そういう展開に持ち込まないと、Aクラス入りは難しい。

幸いアライバに谷繁、今年引退の立波にハゲ(和田w)など傭兵どもは健在なので、そこはカバーできる















投手陣は、まあ及第点。



朝倉・吉見・チェンと、軸になる先発陣は確定しているし、
ここに復調すれば怖すぎる中田に山井。

挙げ句に本業のラジコンを満喫し終えた200勝投手の山本昌がいるからなぁ……



ただ中継ぎ・抑えに不安。

今の中日には確固たる中継ぎ投手は不在。
尾張名古屋の現人神であり、他球団には【死神】と恐れられる岩瀬も、さすがに衰えが見えてきている。
まあ…、10年連続1軍フル稼働、挙げ句に仙一にボロボロにされたので仕方ないが……



中日投手陣の急務は、8・9回を任せられるセットアッパー&ストッパーの新規開発と言って良いだろう。












でもなぁ…、中日も横浜とまでは言わないがフロントが酷いからなぁ……



怪獣ウッズは超高額年俸(約6億)なので諦めざるを得ないにしても、
川上に、去年の福留をあっさりとメジャーに突き飛ばしたし、
何より、綺麗になったノリさんを一方的に『構想外』と言い捨ててポイっしてるからなぁ……



フロントと何があったか知らんが、綺麗なノリさんを捨てる理由が分からないのよ?
もといノリ獲得の時、殆どの人間が『ウッズ退団後の後釜』と見ていたから尚更なんだよね…?



シーズン中に現場とフロントの不協和音が表面化しない事を祈りましょう。

























3位 阪神タイガース




さて…、我等が阪神タイガースなんだが、はっきり言ってやるよ……












この予想、思いきりゲタ履かせてるからぁ!!

ってか、今年Bクラス普通にあるからぁぁ!!












まあ…、明日開幕(これ書いてるの開幕前夜)なのに、凄まじい野戦病院っぷり……_| ̄|○


元々キャンプイン前から【今年は若手育成の年】なんて意気込んでいたが……










オレのヨメ玉置を筆頭に若手投手陣は全滅!!




















野手陣もズタボロ……

捕手矢野の後継者? どこのチームからトレードで引っ張るのですか???



内野陣は辛うじてセーフだが、外野は完全に終わっとる……
だから、去年のうちに広島の廣瀬をトレードで獲っとけって言っただろうに……



阪神が誇る金本・下柳・矢野の後期高齢者トリオもしっかり調整出遅れ。
《スポーツ界で40超えれば、普通に後期高齢者だよね〜》






メンチ? ああ、メンチカツは美味い…(ry














唯一の光明は、ロッテを上手く騙しこんで久保を獲得できた事。
まさか橋本健で久保が取れるなんて…、報道見た時はマジで驚いた。




まだまだ復調の可能性&伸びしろがある久保に、もはや終わってる橋本健。
ロッテファンには悪いが…、ありがとうございます!!








まあ…、阪神の愚痴などはシーズン中に零しまくるので後は省略の方向で……(滝汗)
























2位 読売ジャイアンツ




戦力等の説明は報道で見て…、その通りだから……
ってかモナ岡でマイケル中村は酷すぎるやろ…、何でモナ岡でトレードやねん日ハムさんよ……(涙)




一昔前なら中継ぎ酷使無双→中継ぎ崩壊劇場だったんだが、
尾花投手コーチなので、それを望むにはあまりに夢物語……




打つ方は去年のラミネス無双を筆頭に、去年と全く変わりなし……
他球団は育成&戦力ダウンしてるのに、巨人だけ確実に戦力UPしている状況。

もはや巨人の優勝は確実…、それでも…、それでも……
















原なら何とかしてくれる!щ(゚Д゚щ)






当然、理解不能のダメ采配の事!

事実、こいつの理解不能の采配のせいで負けてる試合が夜流田さんが見ただけでも5試合以上ある。
ってか、これしか他球団が優勝できる道はない!




だけど…、原の隣には名参謀の伊原コーチがいる……

ナ○ツネさん。得意の人事異動で伊原コーチをトバしてください!!
























1位 広島東洋カープ




我ながら、凄まじいまでの大穴予想をしていると自覚している。
それでも原が足を引っ張りさえすれば、優勝を狙える自力を持っているのはこのチーム!








ブラウン監督になって4年目の広島、チーム戦術浸透度は間違いなくセ・リーグ1。


投手陣はルイスを筆頭に、篠田・前田健と3本柱は確立。
開幕1軍登録されていないが齋藤・宮崎・青木などなど、充分に駒は揃っている。
大ケケ?(大竹の事w) うん、こいつは期待しない方が活躍するので期待していない(笑)









さらに、長年の泣き所だった中継ぎ・抑えが確立出来たのも大きい。

梅津・林・横山竜の3人は程よい休養を与えながら使えば、通年で活躍できる。
昔は酷使しまくって中継ぎを潰しまくったが、ブラウン監督になってから中継ぎが堅固になった。



でもってNG川こと、永川がようやくストッパーとして目覚めてくれた……
07年は救援失敗する事、十数度…、まさに突発性可燃物……

しかし08年の救援失敗はたった1度!
これは12球団のクローザーの中ではNo1の結果。藤川球児でさえ4〜5回失敗している。



中継ぎ・抑えがしっかりしているので、取りこぼしは格段に減る。
先発がしっかりしてきたので、中継ぎの負担が減る。

真面目な話、セ・リーグ6球団の中で一番投手陣がしっかりしているのは広島と言って良いだろう。














打撃陣も名伯楽・内田コーチの尽力で着実に力をつけている。



栗原は立派に4番打者に成長しました(ほろり)

東出に喜田剛、赤松に天谷などなど、昔は打撃が痛い子達が3割狙えるほど成長。
これに、去年は散々極まりなかった梵が復調すれば、巨人以上に……
だって、巨人にない機動力が常時稼動できる選手ばっかだからやりたい放題だからね……



しかも、ここに緒方神と前田神がいるんだぜ?
終盤のチャンスに代打でこの2人、それも連チャンで出てこられた日にはマジ涙目だよw















まあ、何よりブラウン采配が終始ブレる事なく行ってくれるのが大きい。

でもって時には【内野5人守備】など、大胆かつ魅了する采配を見せてくれるので見てる方は本当に楽しい。
投手陣の所で少し触れているが、ブラウンは無茶な選手起用は絶対にしない。



事実、万年野戦病院だった広島は、年を追うごとにケガ人は減少。
そのケガも殆どが事故(広島ファンから見れば事件も?)ばっかなので、安定して戦える。






巨人は『監督なんて飾りなんですよ!』であるが、
広島は『監督は飾りじゃねぇんだよ!』である事を存分に見せてもらいたい。























後はさくっと、パ・リーグの順位予想を。










1位 オリックス
2位 西武
3位 楽天
4位 日本ハム
5位 ソフトバンク
6位 ロッテ









パ・リーグ6球団、全てが選手層が薄め。
まあ、どれだけの逸材が眠っているか掴めていないので、何とも言えないが。




オリックス&西武は中継ぎ・抑えが不安

楽天・日ハムは慢性的貧打。

ソフトバンクは、完全に育成シフトのチーム編成。

ロッテは…、フロントと現場がガタガタだから最下位にした……
























さ〜て、順位予想したけど、あくまでオレの予想だからねw

何しろ、去年はパ・リーグ予想全外ししたからなぁ……(遠い目)
半年後、生き恥晒す結果になってなければいいなぁ〜〜〜









何はともあれ、今年も野球狂の季節がやってきた!
さ〜て、今年も存分に野球を楽しみましょうかぁ!!!



















 



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